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Shimbun
失敗できない緊張の作業。達成感が忘れられない。
失敗できない緊張の作業。達成感が忘れられない。
高校の専門科の授業で機械に携わることが多く、その中でも大きな機械の操作に興味がありました。いろいろ調べていたところ、新聞の印刷に輪転機という機械を使うことを知りました。その後、会社見学や実際に印刷部で働いている先輩にお話を伺ったりしているうちに、新聞自体にも興味が湧き、自分もここで新聞を印刷したい!と思ったことが志望した動機です。
新聞の印刷だけでなく、日々のメンテナンスがとても大切だと知りました。入社前は、主な仕事は印刷で、他の時間は何をしているのかなどについてはあまり具体的に考えたことがありませんでした。実際に働いてみると、8時間勤務の中で印刷する時間は30分などという日も少なくなく、他の時間は印刷でトラブルが起きないようにメンテナンスを行うなど、印刷以外の仕事もとても大切だと感じました。
主に夜勤と日勤の2つの仕事があります。夜勤では朝刊を印刷するために、機械や紙の準備、印刷で使う刷版の装着などを午前0時ごろまで行い、そこから午前3時くらいまで朝刊の印刷を行なっています。日勤では、夕刊や別刷の印刷と朝刊を問題なく印刷するために、機械のメンテナンスなどを行っています。メンテナンスは毎日作業内容が違っており、定期的に行うものや前日のトラブルの対策として行われるものなどさまざまです。
以前よりも情報に触れる機会がとても増えたと思えることです。入社前に比べると新聞やニュースを見ている時間がとても増えたと感じます。自分で新聞を作ることで新聞自体にも今まで以上に興味が湧き、そこから情報を知る楽しさを知れたことがとても良かったと感じます。
メンテナンスや印刷などを以前よりも素早く、的確に行えるようになったと感じます。同じことを何度も繰り返す中で、どこが重要なのか、どこからやれば効率よく進めることができるのか、などについて考え、以前なら1時間以上かかっていた作業を40分で終わらせられるようになった時、成長を感じることができました。
初めて自分で輪転機を操作して新聞を印刷した時です。輪転機は1時間で14万部というスピードで印刷しているので、一瞬のミスで何千部という新聞をダメにしてしまい、最悪の場合、それが読者に届いてしまいます。絶対に失敗できない―と、とても緊張していたのを今でも覚えています。その後、何度か印刷をしていくうちに、最初は先輩に手伝ってもらっていたことも1人でできるようになり、最初から最後まで1人で印刷を終えた時の達成感は今でも忘れられません。
まだまだ時間のかかってしまう作業や、覚えられていない作業などはたくさんあるので、作業内容をメモして予習や復習をしたり、自分1人でできないところは先輩に相談したりして、できることを増やしていきたいです。将来的には「小林君なら大丈夫」と仕事を任せてもらえるような一人前の社会人になりたいと考えています。
山登りやスキーなど自然豊かな長野県だからこそできることや、そばやおやきといった名物料理がとてもおいしいことも長野県で生活する魅力だと思います。特に自分は食べることが大好きなので、食欲の秋はいろいろなものを食べに行きます。
休日は昼すぎまでごろごろと寝て過ごすことが多いですが、月に数回は友達と一緒に少し遠くまでおいしいものを食べに行ったりしています。
『常に責任感を持って仕事をする』です。印刷やメンテナンスの仕事は複数人で行う作業が多いので、いい加減な仕事をすると自分だけでなく周りにも迷惑を掛けてしまいます。常に責任感を持って仕事をするということを大切にしています。
(夜勤の日)