Mainichi
Shimbun
子育て世代の読者獲得。生活の目線を仕事に。
子育て世代の読者獲得。生活の目線を仕事に。
マスコミに興味があったので出版社や新聞社を中心に試験を受けました。信毎は実家で取っていてずっと身近にあったので、自然と選択肢に入りました。
新聞を発行する以外にも、さまざまなことをしている会社だと思いました。広告局(現マーケティング局)時代にはスポーツイベントの手伝いをしたり、街のイベントの実行委員会に入ったり。販売局でも、新聞販売店の経営の一助となるように物販に取り組んだり、中高生を学生記者として海外に連れて行く事業をしたり・・・と本当にいろいろなことをやっています。
新聞を読者に毎日確実に届けられるように、新聞販売店をバックアップすることが販売局の主な役割です。販売管理部で担当しているのは、販売店に出す請求書を作成したり、毎日の印刷部数を管理したり、「斜面書き取り帳」や「新聞スクラップノート」などの販促品を企画して販売店からの注文に対応するといった営業のサポート的な仕事です。また、新聞販売店の方と販売局員で、新規読者獲得や読者サービスなどについて検討する部会があり、その活動で県内の小学校へ新聞閲覧台の寄贈をしました。ほかに販売局の中で若い世代へのPRを検討するチームに所属していて、「しんまいCM動画コンクール」の運営や試読PRのSNS広告に関わりました。
最近は優先順位をつけて時間内、期限内に仕事を終わらせるよう管理できるようになったと感じています。時期によっては仕事が立て込んでしまうこともありますが、子育て中のため退社時間を延ばすことができません。以前は目の前の仕事から片付けていたところですが、現在はすぐにやるべきことと長期的に取り組むべきことを分けてタスク管理ができるようになってきました。
販売局に来て1年目の時の台風19号災害のことが印象に残っています。広範囲にわたって川が氾濫したため配達ができない地域が複数発生し、店舗や自宅が被災した販売店もありました。それでも毎日の新聞をできる限り読者に届けるために社員や販売店が一丸となっている姿が印象的でした。
大きな目標はありませんが、普段私が生活している目線を販売局での仕事に生かしたいと常々考えています。販売局では、30~40代の子育て世代の読者を獲得することが課題の一つになっています。自分がまさに当事者でもあるので、仕事に生かせることがないか日々模索しています。以前には、育休中から個人的にフォローしていた子育てマンガを発信しているインスタグラマーの方にPR投稿を依頼しました。今後も、「新聞は必要ない」と思っている若い方の意識が少しでも変わるようなPRに取り組んでいきたいです。
身近に自然があり、子どもの遊び場に困りません。また通勤には自転車を利用していますが、自宅から15分ほどと時間がかからないことも、地方で働く魅力の一つだと思います。
4歳の子どもがいるので、習い事に連れて行ったり公園に行ったりと子ども中心に過ごしています。あと最近少しずつですがプランターで花や野菜を育て始めました。
レスは早く、返事はマメにすることを心掛けています。社内外の方とやりとりをしている中で、きちんと早めに返事をしてくれる人とは仕事がやりやすいと感じます。なので、もともとマメな性分ではありませんが、心掛け次第でできることなので実行しています。