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2015年入社(2021年2月掲載)

情報システム局技術開発部 小林 智哉

長野県中野市出身

新聞社の技術職、
ユーザーからの反響に
うれしさ実感。

新聞社の技術職、ユーザーからの反響にうれしさ実感。

  • Q1

    信濃毎日新聞を
    志望した動機は?
    入社してやって
    みたかったことは?

     学生時代にインターンシップ先を探す過程で信毎が目に留まり、「新聞社の技術職とは?」と興味を抱いて応募したことがきっかけでした。研修で訪れた制作技術部(現技術開発部)では、紙面に掲載する写真を適切な色や明るさに調整する画像処理や、各種データを見やすく成形する組版処理に携わり、新聞発行が複雑なシステムとネットワークに支えられていることを知りました。それまでは、新聞社=記者=文系と考えていましたが、新聞という社会インフラの一翼を担う技術者としての仕事に魅力を感じ、受験を決めました。

  • Q2

    実際に
    入社してみての
    印象は?

     日々新しい情報に触れられることが楽しい、というのが一番の感想です。自分が興味を持っていなかった分野に対しても、プログラム改修や新規案件で携わることで、経験とともに新たな分野への知識を獲得することができます。また部員同士の「こんなアプリがあったら」といった会話から開発が始まることもあります。依頼を受けるばかりではなく、新しい取り組みを尊重してくれる寛容で自由な風土は、スキルを磨く上で非常に良い環境だと思います。

  • Q3

    現在の
    仕事の内容は?

     仕事は主に開発と制作の2つに分類されます。開発は、世間一般でいうところの社内SEを想像してもらえればいいかと思います。ベンダーと連携して社内システムの構築や運用保守、トラブルなどの問い合わせに対する技術サポート、社内業務ツールの開発などが主な業務です。制作は、紙面に掲載される写真の画像処理やデータの表化といった組版処理、旧字異体字などフォントとして未登録の文字の作成など、紙面品質の向上に取り組むことが主な業務です。

  • Q4

    信毎に入って
    良かったと
    実感するのは
    どんなとき?

     自分が開発した社内業務ツールによって、ユーザーからの反響が聞こえたときに、強く実感します。経済面用ツールのリリースを担当したことがありましたが、ユーザーは同じフロアで働く整理部員だったため、好評・不評を直接聞くことになりました。不具合が見つかれば都度改修をしつつ、要望を含めた声を聞いていきます。最初は戸惑いや激励も聞こえましたが、稼働が安定して「前よりも良くなった」と言ってもらえたときに開発者としてうれしさを感じました。

  • Q5

    自分が仕事を通じて
    成長したと思う点は?
    その理由やきっかけは?

     臨機応変な対応を自信を持ってできるようになってきた点で、少し成長できたと思います。技術開発部が対応する技術サポートは多岐におよび、過去事例が存在しないケースもあります。そうした場合に必要なのは、聞き取りから状況を推測し、関連する事例から答えを探す能力です。また受話器越しの説明でよいのか、リモート操作すべきか、現場へ向かうべきかといった判断も必要です。技術サポートに加わった当初は、問い合わせ元の業務への理解がほとんどなく、まず現場で状況を確認し、一旦持ち帰って資料を確認して・・・と、もたつくことばかりでした。しかし、日々対応する中で少しずつノウハウが蓄積し、今では自信を持って柔軟に判断できるようになりました。

  • Q6

    いちばん思い出に
    残っている出来事は?

     入社3年目に経験した衆議院議員選挙です。告示日の1カ月以上前から準備がスタートし、編集局と連携しながら掲載データの種類や体裁を決定していきました。前回選挙から変更があればプログラムを見直し、テストを重ねました。投開票日当日は万全の態勢で臨んだつもりでしたが、時間通りに入らないデータや票数訂正など、想定していた以上の慌ただしさに目を回したことが記憶に残っています。

  • Q7

    将来、目指している
    目標は?
    そのために努力して
    いることは?

     目指しているのは、知識や経験が豊富な「職場の先輩」です。業務で悩んだときには、先輩方へ相談する前に、まず仕様書や過去の障害資料に目を通すことを心掛けています。的外れな箇所を読んで遠回りになることも多いですが、長い目で見ればすぐに答えを聞くよりも近道なのではないかと思います。

  • Q8

    長野県で生活する
    魅力は何?
    好きな季節や場所は
    ありますか?

     海こそないですが、自然豊かでおいしい物が山ほどあるのが最大の魅力だと思います。桃やブドウ、リンゴといった鉄板の果物はもちろんとして、駒ケ根のソースカツ丼や戸隠のそばなど、各地に名物料理もあり飽きることがありません。好みの味を求めて広い県内を旅するのも楽しいと思います。ビーナスラインや志賀草津高原ルートなど、ドライブコースに恵まれているのも山岳県ならではの魅力ですね。

  • Q9

    休日の過ごし方、
    リフレッシュの方法は?

     コーヒー片手に本を読んだり映画を見たりと、家でのんびりしていることが多いです。私は根っからのインドア派なので、これが一番心身の疲れに効きます。あと、最近さぼりがちではありますが、夜勤が多いとどうしても生活が不規則になってしまうため、健康のためにジョギングをしています。人が少なく涼しい夜勤後に走るのもいい気分転換にもなります。

  • Q10

    仕事をする上で
    大切にしている
    言葉、人生訓、
    モットーなどは?

     「連携協力」です。システム部門として最も大切なことは、日々の新聞を安定して発行し、お客様の元へ届ける、という一連のプロセスを守ることです。トラブルはいつ起きるかわかりません。時には印刷間際の差し迫った時間帯に起こることもあります。どんな時でも焦らず冷静に、時には他部署とも連携しながら対処していくことが必要です。頼らずに自力解決できるのが理想ですが、一人では無理だと判断することも大切です。また、そうした経験の積み重ねによって、自身も一歩ずつ成長していけるのだと思います。

1日の生活例

12:00
起床
17:00
出社
メールや作業スケジュールを確認
17:30
社内業務ツール開発
19:00
夕食休憩
20:00
引き続き、社内業務ツール開発
2:00
勤務終了、帰宅
4:30
就寝

勤務は日によって①時間②担当業務が変わるローテーション制になっています。
例では、最も始業時間の遅い17時出社(開発担当)のケースを紹介します。
夜勤が多いため慣れは必要ですが、想定外の残業はほとんどなく、プライベートの時間は確保しやすいです。

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